〜心理学とコーチングの視点から〜
「夢を叶えたい」「こうなりたい」という気持ちを持って行動しているのに、なかなか近づけている実感が持てない。
途中で不安になったり、「もしかして自分には無理なのでは?」と諦めそうになったり…。
そんな気持ちになったことはありませんか?
実は私も何度も同じ気持ちを経験してきました。頑張っているのに結果が出ない。やり方が間違っているのでは?と迷うこともありました。
でも、心理学やコーチングの学びを取り入れることで、少しずつ「目標の引き寄せ方」が変わっていったのです。
今日はその方法を、できるだけわかりやすくお伝えしますね。


不安になるのは自然なこと
夢を追う過程で不安になるのは、とても自然なことです。
脳は「変化=危険」とみなす
心理学的に、人間の脳は「変化=危険」とみなす性質を持っています。だから、新しい挑戦をするときほど「大丈夫かな?」「失敗するかも」とブレーキをかけてしまうのです。
私も夢に向かって一歩踏み出したとき、「このままで本当に合っているの?」と何度も立ち止まりました。でも、その不安は「やる気がないから」ではなく、脳の防衛本能が働いているだけ。
不安がある=ダメではなく、むしろ「前に進んでいる証拠」だと捉えることが大切です。

目標を小さく分けることの大切さ
「大きな夢」を一気に叶えようとすると、必ず途中で苦しくなります。
コーチングでは、ゴールを“小さなステップ”に分解することを強く勧めています。
小さな行動の積み重ねが自信になる
たとえば、「ハンドメイド作品で月10万円稼ぎたい」という目標なら、いきなり10万円を狙うのではなく、
- まずは1つ商品を丁寧に完成させる
- SNSで1日1回発信してみる
- イベントで出店してみる
といった“小さな行動”に分けます。
心理学の「達成感の積み重ね効果」によって、小さな成功体験を繰り返すことで脳は「私はできる」と確信を強めていきます。
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未来の自分をリアルにイメージする
引き寄せの法則でもよく言われるのが「イメージすることの大切さ」ですが、ただぼんやり思うだけでは現実にはなりにくいのです。
五感を使ってイメージする
大事なのは「五感を使ってリアルに想像すること」。
- どんな景色を見ているか
- どんな気持ちでいるか
- 誰と笑い合っているか
こうしたことを細かく描くと、脳はそれを「現実の一部」と錯覚し、行動を後押ししてくれます。
私自身も「イベントでお客さんに喜んでもらっている自分」を繰り返しイメージしたことで、実際に行動する勇気が湧きました。
「なぜやりたいのか」を掘り下げる
夢を追うとき、途中で諦めそうになる一番の理由は「自分の本当の動機」が見えなくなるからです。
Why(なぜ)を繰り返し問いかける
- なぜその夢を叶えたいのか?
- それが実現したら、どんな幸せがあるのか?
- 誰のために叶えたいのか?
この問いを繰り返していくと、「お金のため」だけでなく「自由に生きたい」「家族を笑顔にしたい」といった深い理由に気づけます。
その動機が強ければ強いほど、迷いや不安に負けずに行動できるのです。
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完璧じゃなくても一歩踏み出す
夢に近づけない人の多くは「完璧に準備できるまで動けない」状態に陥っています。
行動が完璧をつくる
私もそうでした。準備不足のまま挑戦するのが怖くて、時間ばかり過ぎてしまうことがありました。
でも、コーチングでよく言われるのは「行動が完璧をつくる」という考え方です。
実際に動いてみないと見えてこない景色が必ずあります。
小さな行動を積み重ねるうちに修正ができるし、経験値が増えることで不安は自然と減っていきます。

まとめ 〜現実的に夢を引き寄せるために〜
夢や希望に向かっているとき、不安や迷いが出てくるのは自然なことです。
大事なのは、
- 不安を「前進の証拠」と受け止める
- 目標を小さく分けて、一歩ずつ進む
- 未来の自分をリアルにイメージする
- 「なぜやりたいのか」を掘り下げる
- 完璧を求めずに行動する
この5つを意識すること。
私も途中で何度も諦めそうになりましたが、この考え方を取り入れてから「夢は遠いものではなく、少しずつ近づけるもの」だと実感できました。
あなたの目標も、今はまだ遠く感じるかもしれません。
でも、小さな一歩を積み重ねることで、必ずその未来に近づけます。
不安を抱えながら進んでいるあなたは、すでに大きな一歩を踏み出しているのです。

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