〜自分に合った場所を選んで、無理なく楽しく続けよう〜
「自分のハンドメイド作品を販売したいけれど、どこで売ればいいんだろう?」
そんな悩みを持つ方は、とても多いですよね。
今は色んなサービスがありますが、どこで販売するかによって、売れやすさ・集客方法・作品の見られ方が変わってきます。
今日は、初心者さんでも迷わず選べるように、目的別におすすめプラットフォームをわかりやすくまとめました。
あなたに合った場所を見つける参考になれば嬉しいです。
ハンドメイド販売サイトの選び方
販売サイトを選ぶとき、次の3つを意識しましょう。
①
集客ができるか?
→ 自分で集客する必要があるのか、サイトが集客してくれるのか。
②
手数料は安いか?
→ 売れたときに引かれる手数料は意外と大きいので要確認。
③
機能は充実しているか?
→ クーポンやレビュー機能、メールマガジンなど、長く続けるには便利機能も大切です。

おすすめプラットフォーム【目的別】
① 【とにかく今すぐ売りたい!】
▶ minne(ミンネ) / Creema(クリーマ)
どちらもハンドメイド好きのお客さんが集まる大手サイトなので、初心者さんでもすぐに作品を見てもらいやすいです。
販売手数料はやや高め(8〜12%程度)ですが、その分、集客力が強いので安心。
こんな人におすすめ
- まずは気軽にスタートしたい
- 自分でSNSやブログで集客はできない
- ハンドメイド初心者でも安心できる場所がいい

② 【自分ブランドを育てたい・世界観を出したい】
▶ BASE(ベイス) / STORES(ストアーズ)
BASEは、オリジナルショップを自分の好きなデザインで作れるので、ブランドの世界観を大切にしたい人におすすめ。
自分だけのオンラインショップを持てる感覚が嬉しいポイント。
手数料はBASEが6.6%+40円、STORESは無料プラン5%〜、有料プラン3.6%と少し差があります。
ただし、どちらも集客は自分で行う必要があります。SNSやブログ、イベントなどと連携すると効果的。
こんな人におすすめ
- 世界観・ブランドづくりをしたい
- SNSやブログでファンを増やしたい
- 長く続ける「自分のお店」がほしい

③ 【気軽に出してみたい・在庫整理したい】
▶ メルカリShops(メルカリショップス)
メルカリ内で自分のお店を持てるサービス。
普段からメルカリを使っている方なら操作もカンタン。
お客さんも多いので、スピード感のある販売や在庫整理に向いています。
ただし、ブランド感や丁寧な世界観を作るにはやや不向きです。
手数料は10%と高め。
こんな人におすすめ
- 気軽にチャレンジしたい
- 余った作品や過去作を整理したい
- 本業とは別に、サブ的に活用したい
迷ったときのおすすめ組み合わせ
| 本店・ブランド作り | BASE / STORES(世界観重視) |
| サブ・集客 | minne / Creema(露出UP) |
| 気軽に試す | メルカリShops(在庫整理・副収入) |
このように、**「本店」と「支店」を使い分けると、収益も安定しやすいです。
どこか1つで売れなくても、複数出しておくことでチャンスが広がります。
売るために必要な「3つの戦略」

プラットフォームを決めたら、次は**「どうすれば売れるのか?」**が気になりますよね。
ハンドメイド作品は、ただ並べるだけでは自然に売れていきません。
「売れる人」は、みんな共通して 戦略的に動いているんです。
ここでは、初心者さんでもできる 「売るための基本戦略3つ」 をご紹介します。
【戦略①】世界観・ブランドを整える
あなたの作品が選ばれる理由は、「作品そのものの魅力」と同時に
その世界観や、作家としての物語に共感してもらうことがとても大切です。
例:
- 「ナチュラルで優しい暮らし」「北欧風シンプル」「大人かわいい雑貨」「アンティーク調インテリア」「和の美しさ」「猫好きのための雑貨」「旅先で出会ったようなアイテム」といった、あなたが届けたい世界観・コンセプトを決める。
- ショップ名、商品名、写真、説明文、すべてを世界観に沿わせる
- ショップのビジュアルや色合いも統一する(緑・茶・アンティーク風 など)
🌿 あなたの作品を探しているお客さんは、世界観ごと好きになってくれる人です。
【戦略②】SNS・ブログでファンを作る
BASEやSTORESは特に、**「自分でお客さんを連れてくる力」**が必要です。
そのためには、SNSやブログを活用しましょう。
【SNSで発信するべき内容】
✔ 制作過程の写真(作っている様子)
✔ 素材選び、道具の話、作品テーマとの関わり
✔ 日々の気づき、感じたこと、作品への想い
✔ 完成品の紹介とショップリンク
【おすすめ媒体】
媒体 | 特徴 | おすすめ活用 |
ビジュアル重視・写真映え◎ | 制作・作品投稿+ストーリーで裏話 | |
X(旧Twitter) | 拡散性◎・交流◎ | 制作中の気づきや日常、雑談もOK |
note・ブログ | 文章で世界観を深める | 制作ストーリー・作品に込めた想い |
🌿 SNSは「売る場所」ではなく「知ってもらう場所」。まずは知ってもらうことがスタートです。

【戦略③】「買う理由」を作る
作品は「好きだから買う」だけでなく、行動するきっかけが必要です。
買ってもらうには、理由やタイミングをこちらから提案しましょう。
【買ってもらいやすくなる工夫】
- 限定感:「この作品は一点もの」「次回制作は未定」「今だけ」
- 期間限定クーポン:「○月中だけ」「新作フェア」
- ストーリー付け:「この作品はこんな想いで生まれた」「こんな人におすすめ」
- 未来のイメージ:「あなたの服にもピッタリ」「玄関に飾るだけで雰囲気⭕️」
人は「欲しい」と思っても、理由がないと行動に移しません。
あなたが**「背中をそっと押してあげる」**ことが大事なんです。
売れない時はココを確認しよう
売れない理由は、だいたい次のどれかです。
状況 | 見直すべきポイント |
見られていない | SNS・イベント・SEO(検索)対策が足りていない |
興味を持たれていない | 写真・世界観・説明文が弱い、魅力が伝わっていない |
買われていない | 価格設定・限定感・購入動機づけが弱い |
焦らなくて大丈夫。
少しずつ「見直す → 試す」を繰り返すことで、着実に反応は変わります。
■ 最後に
ハンドメイド販売は、単に「物を売る」以上に、自分の世界観や生き方を届ける活動でもあります。
焦らず、比べず、少しずつ進んでいきましょう。販売場所はゴールではありません。
あなたの作品に惹かれる人、あなたが紡ぐ物語に共感してくれる人に出会うことが、一番大切です。
無理をせず、あなたらしくいられる場所を選んでくださいね。
この記事が参考になったら、ぜひシェアしてもらえると嬉しいです。
あなたのハンドメイド活動が、もっと楽しくなりますように。
Square(スクエア)もお勧め
ハンドメイド作家さんに便利な、キャッシュレス決済サービスです。
対面販売では、別売り端末か、手持ちのスマホを使ってクレジットカードや電子マネー決済が簡単に導入でき、イベント出店時にはとっても便利。
さらに、Webショップ用のオンライン決済にも対応しているので、BASEなどを使わず自分専用のオンラインストアを作ることもできます。手数料を考えた場合、圧倒的にお得‼️
登録も月額も無料、決済ごとに手数料のみで、個人でも安心して始められますよ。

コメント